葬儀の種類によって異なる負担費用
2021年02月15日
亡くなった方を弔う為に行われる葬儀ですが、ひとくちに葬儀と言っても様々な種類があります。葬儀は参列者の人数や範囲によって、種類が分かれています。いざ喪主となったときの為に、或いは身近で喪主を支える場合の為に大まかに種類を把握しておきましょう。
まず、大多数の人がイメージとして持っているのが「一般葬」です。参列したことのある方も多いでしょう。遺族や親族だけではなく、友人や会社の知り合いなどを呼んで行うのがこの形式に該当します。費用は約100~120万円が相場とされています。
次に会社の代表者や社員が殉職した場合などに執り行われるのが「社葬・合同葬」と呼ばれています。遺族と共同で行う場合には合同葬で、会社で行う場合が社葬です。人数や規模によって費用は異なりますが、500人規模で約500~2000万円が相場です。
近年では核家族化や高齢化が進み身内のみで行う「家族葬」も増えています。故人が大きなお葬式を嫌い、近親のみだけで執り行って欲しいと生前の内に希望する場合も多いようです。費用は約60万円~80万円が相場です。
近い形式で「密葬」もありますが、こちらの場合は周囲に亡くなったことを連絡せずに行われます。家族葬と密葬は参列者も少ない為、費用を抑えられますが、香典の収入が見込めません。いずれの形式で行うにしても、故人と残された近親者の意を汲んでお葬式を済ませるのが一番です。
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