時間がない場合のお焼香のやり方
2017年03月31日
お焼香の作法は、各宗派によって違います。お香をつまんで額の位置まで持ち上げて念じるのですが、その回数が一回のところもあれば、三回のところもあります。ただ、お葬式の時間は無限にあるわけではないので、参列者が多い場合にはどの宗派でも一回のみにすることが多いですね。
そのあたりは、正確さよりも臨機応変さの方が求められているといえます。大量の参列者が全員きっちりと三回ずつ念じてお香をくべていると、それだけ時間が多くかかってしまいます。また、大量にお香をくべることにもなりますから、お香がなくなってしまうスピードも早くなります。
色々と問題が起こって、遺族の方たちの迷惑にもなりますから、簡便に済ませることは悪いことではないと認識されているわけですね。気持ちさえあれば、多少の変更は大目に見てもらえますから、臨機応変に最適なやり方をしていくのが大人のマナーになります。お焼香の仕方は、細かい部分まで宗派によって違いがありますから、その他の部分に関してもあらかじめ調べておくといいでしょう。さらにその大前提として、自分が参加するお葬式がどの宗派のスタイルで行われるのかも知っておく必要があります。相手に失礼のないよう、迷惑がかからないように立ち振る舞う必要があるとは認識しておきましょう。葬儀に参列する時間がない場合は、別の日に改めてお宅に訪問して、お焼香をすることも可能です。
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