禅宗の意味と焼香のやり方を知っておこう
2017年03月25日
葬儀に参列するときに迷うのが焼香のやり方でしょう。浄土宗や日蓮宗(三回と言われている節有り)など特に決まりを設けていない宗派以外は、一様にやり方が定まっています。例えば禅宗と呼ばれる臨済宗や曹洞宗などは、抹香を一度目はおしいだき二度目はおしいだかずに落します。
また、浄土真宗 本願寺派はおしいだかずに一回、浄土真宗 大谷派はおしいだかずに二回と決まっています。天台宗や真言宗は三回と決まっているので、あらかじめ会場の係の方などに聞いておくのも良いでしょう。それぞれに宗派に違いはありますが、迷うのは臨済宗や曹洞宗でしょう。
禅宗とは広く一般的に、座禅を組む宗派を意味することが多いですが、ただ禅宗と行っても臨済宗・曹洞宗・黄檗宗の三つの宗派が含まれます。臨済宗の中には、建仁寺・南禅寺・妙心寺・仏通寺などの宗派があります。曹洞宗には永平寺・総持寺などの二大大本山がありますが?派などに分けられておらずすべて曹洞宗と呼ばれています。また僧侶の人数は20000人にも上る大きな宗派です。黄檗宗は上記の二つとは少し異なり、浄土の思想と禅を合わせて念仏禅としています。木魚と共に伝わった宗派だとも言われています。宗派の違いを知っておくことで、葬儀に参列する際に思い出しやすくなり覚えやすくなるのでおすすめです。線香による焼香もあり、この場合には祭壇の前で線香を取りロウソクで火を付けます。その火を手で仰いで消し線香立てにさします。複数本の場合でも一本ずつ消すようにしましょう。
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