宗教によって供え物をしていいかどうかが決まる
2019年06月17日
葬儀の折にお供えをしたほうがいいといわれていますが、どんなものを備えたらいいのか、気になる人は少なくありません。宗教によって異なりますが、基本的にキリスト教の場合には供物は必要ありません。基本的に生花だけを贈ることが望ましいでしょう。
神道の場合、線香やロウソクなども備えませんので、詳しい人に確認を取って供えたほうが失礼にならなくて済むでしょう。ただし、鮮魚や酒などを供えることは許されているため、故人が好きだった場合には備えてもいいでしょう。
なお、仏式の場合は、いくら故人が好きだったからといって、生魚や肉を供えることは禁止されています。そのため、お菓子やご飯、団子といったものを用意することが望ましいでしょう。それぞれの宗教によって供えていい物、避けたほうがいいものは異なるため、必ず亡くなった方の遺族に供え物を持っていっていいか確認してください。
家の中に入りきらないほどもらっても、遺族が困ってしまうからです。なるべく遺族の意向に沿い、提供するものを決めてください。遺族が供物や供花をお断りしている場合もあるため、なくなった人に関する連絡が来たら必ず確認しておきましょう。死者を弔う気持ちは大切ですが、遺族やなくなった本人に失礼にならないように配慮することがもっとも大切な供養方法です。
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